2012年6月3日日曜日

壊れていく     その12




壊れていく自分に気が付く。

同居しているだけの旦那。

パパべったりで、私をパパと同じ目でみる息子。

経済的にも追い込まれていた。

この家で、この世で、ただ一人私を理解できる娘も高校生のため、

バイトだとか、デートだとかで留守がちだ。

通勤中の車での号泣だけでは、もうだめだ。

壊れる・・・壊れる・・・私が壊れる・・・

それでも働かなきゃ!!

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こ わ れ た

会社の入り口でたたずむ私。

嫌われ者の私を皆不思議そうに振り向きながら追い越していく。

負けない。負けたくないのに・・・足が動かない。

始業ベルを遠くに聞きながら、はらりはらりと涙が溢れる。

なんで?太ももを叩いたりつねったりしてみる。

動け!!動け!!

こわれた。仕方なく自宅に引き返す。普通に動くのに・・

自宅には夜勤の旦那がいた。

簡単に理由を話すが、相変わらずの視線。

私こんなに頑張ってるじゃん。

なんでそんな目で見るのよ!

耐え切れず、車に向かった。

車にひとりでいる時だけが、わたしが私でいれる時間。

電話がなった。

着信・・マンションの大屋さん・・

声がどんどん遠くなる。

ずっとダンナに頼んでいた家賃。

もう何ヶ月も未納・・

泣かなかった。責めもしなかった。

「もうむりだよ。わかれて。」

「わかった。」

夫婦生活の終わり。

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