2012年9月2日日曜日

助けて・・





彼女が助けてといった。

彼女は一人佇んでいた。

何も見えない暗闇で

それでも前を向き

立っていた。

私は彼女の声を頼りに暗闇を進む。

驚かせないように

そっと声をかけた。

もう大丈夫。

私はここにいるよ。

彼女が少し弾んだ声で答える。

助けて・・・

うん。

私はそのためにここにいる。

一緒にここから出ようね。

そしてそっと彼女の背中を押す。

ほら。

あっちに灯りが見えてきた。


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