2012年10月19日金曜日

おとうさん


父が死んで、もうすぐ14年たつ。

大好きな父は、ある朝目を覚まさなかった。

大きないびきをかいて、眠っていた。

九州を離れ、ましてや父が死んでから14年。

いるはずのない場所で、未だに父に会う。

人ごみですれ違う。

あ!!と振り向けばもういない。

車に乗っていると、あの頃父が乗っていた車ですれ違うこともある。

慌ててバックミラーを覗き込む。

人をからかうのが得意な父の笑い声が聞こえる。

もう~!

私も笑みを返し日常にかえる。

14年続くそれも日常。

時々リビングにいる父の写真に話しかける。

おとうさん・・・

ゆっくりはなしきいてよ・・

こどものころみたいにだきしめて?

おとうさん・・・


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