父が死んで、もうすぐ14年たつ。
大好きな父は、ある朝目を覚まさなかった。
大きないびきをかいて、眠っていた。
九州を離れ、ましてや父が死んでから14年。
いるはずのない場所で、未だに父に会う。
人ごみですれ違う。
あ!!と振り向けばもういない。
車に乗っていると、あの頃父が乗っていた車ですれ違うこともある。
慌ててバックミラーを覗き込む。
人をからかうのが得意な父の笑い声が聞こえる。
もう~!
私も笑みを返し日常にかえる。
14年続くそれも日常。
時々リビングにいる父の写真に話しかける。
おとうさん・・・
ゆっくりはなしきいてよ・・
こどものころみたいにだきしめて?
おとうさん・・・
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