心 が 疲 れ て い る あ な た 。 明 日 が 見 え な い あ な た 。 涙 が 止 ま ら な い あ な た 。 自 分 が 嫌 い な あ な た 。 あ な た の 心 と 向 き 合 い 病 み か ら の 開 放 を 望 み ま す 。 あ な た の 心 と 向 き 合 わ せ て 下 さ い 。
2013年1月15日火曜日
女と映画
お金が無い。
ホテル代相手が誰でも
半分は払ってる。
半分でも回数が増えると
負担になる。
洋服もつい買っちゃうし…
メールのやり取りが
楽しくて仕方ない。
自分でもおかしくなる位
携帯触ってばっかりだな。
さあ、お風呂!
明日も約束あるから
ムダ毛の処理もしなきゃね〜。
ふう〜。気持ち良かった!
リビングに戻る。
あれ?なんか違和感。
テーブルの真ん中に置かれた携帯。
血の気が引く。
ロックした?
慌てて携帯を開いてみる。
うーん…
わかんないけど、なんか違和感。
『別れよう。』
背中から聞こえた声に
身体が止まる。
声は私の横をすり抜け
向かい側の椅子に座った。
『もう無理だよな。別れよう。』
見飽きたハズの旦那。
こんな顔だった?
なんだか久しぶりに見た気がする。
離婚?別に平気。
私だってずっと不満で…。
あれ?頬が冷たい。
私泣いてる?
旦那の声が聞こえない。
テーブルの向こうの影が立ち上がる。
引き出しから取り出した紙には
離婚届けって書いてある。
コレはなに?
映画!
そう!あの時と一緒。
映画を見ているみたい。
今度は白黒の無声映画。
やっぱり携帯見られたんだ。
でも離婚届けいつ貰ったの?
無声映画を見ながらも
頭に届かない。
自分の鼓動しか聞こえない。
『ね。あなた。』
影が私を見る。
私は黙って携帯を開く。
そして…。
…パシン!!…
『っっば!』
驚いた旦那が立ち上がる。
無声映画に突然音が戻った。
『もう映画は見ない。』
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